危険な看板トップページ > ギャラリー > 危険な看板雨風や紫外線、外部からの衝撃、母材や躯体の劣化など、経年劣化は確実に進んできます。定期点検を行い、同時に補修(錆取り、塗装、補強、意匠シートの貼り替えなど)まで行っていても、完全には劣化は防げません。 しかし、定期点検・補修をすることによって、表からは見えない看板の現状を把握することができ、看板の寿命も伸ばせ、さらには本体や部材の落下・倒壊を未然に防ぐことができると考えます。 袖看板の底部鉄骨の腐食・欠如による、底板・面板の脱落 欠如寸前の鉄骨(看板底部) 脱落寸前の底板 取付ブラケットブラケット底部。経過年数に対して劣化が少ない。カバー底部に水抜き穴があり、尚かつカバー天板のシーリングが丁寧に施されていて、非常にいい状態のものです。アンカーボルトの著しい腐食アンカーボルトの腐食、痩せが進み、右上のアンカーボルトが脱落しています。袖看板本体ごと、いつ落下してもおかしくない状態でした。アンカーボルト根元まで同じ太さだったアンカーボルトが、ここまでやせ細ってしまっている。強風などの衝撃で折れてしまう可能性もあり、非常に危険な状態でした。 違う角度から撮影。 照明器具灯具のコンデンサが、劣化により異常発熱・破損に至っている。おそらく発火寸前であったと思われる。撤去後。ランプ交換は、内部点検も兼ねているので、ランプが点灯しているかいないかに限らず、定期的に行うことを推奨します。